水平線
章頭
次章
目次

木製パーツの作製

 これから3つの木製パーツを作る。
 そのうち2つがEVAグリップの口輪である。これはEVAグリップの先端が欠けたり削れたりするのを防ぐためのものだ。別になくてもかまわない。けれど、デザイン上のアクセントにもなるものなので、手間をかけてでも私は作る。市販のパーツでいうならワインディングチェックと呼ばれるものに相当する。
 残りのひとつは、リールシートのネジ部分とフロントグリップの間のスペーサーである。その役割は、リールシートのネジが短くて、リールを装着する際に窮屈だから、そのスペースを延長させることだ。
 いずれも材料は、トリガーグリップを作製した残りのウォールナット材である。ウォールナット材を丸く削るのは難しい。なぜなら木目の方向によって、削れやすい方向と削れにくい方向があり、たとえば電動ドリルに装着して回転させ、サンドペーパーを当てるなどの方法では、意図した真円ではなく、楕円形になってしまう。だから簡易的な木工旋盤を作った。
 まずは口輪の作製である。

 

 次のスペーサーは、片方ではリールシートのネジ部の延長であり、他方ではEVAのフロントグリップのボトムとなる。したがってリールシート側は外径18mm、長さ10mmのパイプ状で、グリップ側は外径30mmの円盤となっている。内径すなわち穴の直径は16mmである。

水平線
水平線