自分のフライフィッシングの現状に、何となくしっくりこないものを感じている。
今朝まだ暗いうち、8番のタックルでスズキサイズを狙った。真っ暗闇でのフライキャスティング。身体が覚えているタイミングでフォルスキャストを繰り返す。心許ないなぁ。ちゃんと飛んでるのか?
日が昇ってからは、いつもの6番タックルでメッキを数匹釣った後、同じ6番のシンキングラインを試してみることにした。ロッドは、スーパーパルサーの6番より強い、サイエンティフィックアングラーズの5番、9フィート。この組み合わせが全くダメだった。
シンキングラインが劣化しているのか、それともトロピカル用だからなのか、しごいてもしごいても巻き癖が取れず、空中でコイルのように縮んでしまう。これは買い替えた方がいいな。だけどそれだけではない。半フィートロッドが長くなっただけで、どうにも投げにくい。
そのことを確認するために、午後はこの9フィートのロッドを、6番フローティングラインで使ってみた。そして気付いたことがある。ロッドが長いと、より基本に則ったキャスティングが要求されるのだ。無造作に投げると、ループが開いて、まったく飛ばない。そこで、フォルスキャストでラインを長く出し、強いホールで無理やりキャストする。確かに魚は釣れる。しかし、それではちっとも楽しくない。
軽やかなロッドのひと振りで、きれいなループがするすると伸びてゆき、最後にリーダーから先が転がるようにターンする。ユーチューブで見たロッドメーカーのプロモーションビデオのように、私もキャストできるようになりたい。
長いロッドで練習した方がいいのか。