深夜、ビーチのマルスズキ。早朝、磯のヒラマサ。夕方、磯のヒラスズキ。夜、再びビーチのマルスズキ。やりたいことを全部やった。長かった私の一日は終わった。くたくただ。そして全部ノーヒット。とほほ。
こんなはずではなかった。少なくともビーチのマルスズキは釣れると思っていた。またもや様変わりしていた。イナがいない。スズキもいない。エイさえいない。きっと潮位が低すぎるせいだ。こうなったら満潮までやってやろう。夜の部は少し粘った。
午後8時半過ぎ、ヒット。いきなり走り出して、出ていくラインが止まらない。まっすぐ一定の速度で、ドラグのの強弱に関係なく、そしてすごいトルク。これだけの特徴がそろえば、エイに違いあるまい。多分でかいエイの尻尾に掛かったんだ。
まずいな、こりゃ。あまり遠くへ行かれると、後で引き寄せるのが大変だ。おまけに、引き寄せることができなければ、ラインを全部持って行かれる。無理してでも止めなきゃ。親指でスプールを抑えた。プツッ。PEラインが切れた。買ったばかりのTuned K−TENを、さっそく1個失くした。忌々しいエイのやつめ。しかしTuned K−TENはあと2個ある。まだ頑張れるぞ