今夜もちょうどいい時間帯に潮位120cmとなる。引き続き検証してみよう。
いつものドシャローポイント。まだ満潮から下げに入ったばかりで流れは緩い。じっくり構えていい時間帯を迎えよう。けどそのポイントの反対側に1グループのアングラーが入っている。向うにキャストすれば交差する。周辺部でやるしかなさそうだ。
おや、20cmの小ヒラがルアーにじゃれてスレ掛かりしたぞ。こんなのがいるのか。いやいや、たくさん群れてる。あちこちで波紋が広がっている。おびただしい数だ。ルアーにもコンコン当るぞ。いや、違う。小ヒラやセイゴではない。これはイナだ。イナの大群だ。イナパターンが復活したんじゃないか?
ヒット。ん? なかなか寄ってこないぞ。それどころかラインが出ていく一方だ。でかいのか? 絶対ばらせない。こいつはいただくぞ。
ファイト中に、ボロボロに消化された20cmぐらいのイナを吐き出した。やっぱりでかいスズキはでかい餌を食っているんだな。釣り上げてみると、85cm。いいサイズじゃないか。うれしいねぇ。
釣れたのは、ちょうど潮位120cmぐらいだな。潮位120cmの威力、恐るべし。なぜ潮位120cmがいいかというと、そのくらいの潮位のときに地球の引力と月の引力が釣り合うからだ。