今日のヒラマサ・チャレンジは、私にとって試練の道場と化した。
時合いは午前5時半から始まり、7時半まで続いた。すでにキャスト開始から1時間半以上経っていたが、そのとき数百m〜1kmの沖で、派手なボイルが、潮目に沿って広範囲に発生したのを見逃さなかった。私は過去の経験で、たとえボイルが遠くても、近場にも十分なチャンスがあることを知っている。そこから2時間、渾身のキャストを続けた。その間に6〜7回のバイトがあり、4発掛けたにもかかわらず、獲れたのは最初の1本だけだった。それが動画の74cmだ。
成果はゼロではない。ボウズでなかっただけ立派。しかしそれに続く3敗は、とてもそんなふうに納得できないほど、身に応えた。もっともみじめな負け方だった。