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タイドミノー

 中古屋を数軒回って、大量のタイドミノーを買い占めた。
 昔はこの手のヤワな3本フックのミノーが大嫌いで、おまけに各アイが1本のワイヤーでつながっていなくては気が済まなかった。そこでよく電気を通して豆電球が点くかどうか調べてみたものだ。当時のミノー御三家のうち、K−tenとザ・ファーストは貫通ワイヤーだったが、アスリートは個別に埋め込んであった。それ以来長きにわたって、私が使うミノーはすべてk-tenとなった。
 タイドミノーは今でも嫌いで、中古屋でしか買わない。でも今回はこのやわな3本フックこそが戦術の根幹をなすのだ。これで根掛かりOK。フックが伸びて回収できる。さあ、ややこしいところにぶち込んでやるぞ。
 ロッド、リール、ルアーの準備はそろった。あとは行動を起こすのみ。でもまだ水温が少し高いかな?

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